あまり知られていることではありませんが ストレス過剰の状態がつづくと 筋肉が弛(ゆる)んでしまうことがあります
多くの人は 筋肉が弛(ゆる)むと聞くと 筋肉が柔らかい状態になるので【良い状態】と認識するのではないでしょうか?
しかしながら…
【筋肉が柔らかい(弛い)=良い状態】という訳ではありません

シンプルにいうと
- よい筋肉の柔らかさ
- 悪い筋肉の柔らかさ(弛んでいる)
の2種類があります
詳細を言うと、よい筋肉の柔らかさの場合は 弾力性があります
例えて言うとゴムまりのような感じ、押すと弾力性があるので弾き返ってくる
これが良い筋肉の柔らかさの特徴です
逆に 悪い筋肉の柔らかさ(弛み)には、弾力性がありません
押すと弾力性がないので弾き返ってきません
ですので柔らかいというよりも 弛(ゆる)んでいる状態といったほうが適切な言い方になります

単純にガチガチに筋肉が凝り固まっている人よりも 弛んでいる人のほうが、ストレス過剰の状態がながく続いていると言われています
ストレス過剰による身体的な特徴として、多くの人が知っていることは ガチガチに緊張して硬くなる(凝り)ことです
この反応は 第一次反応と言えます
- ストレスで筋肉が「緊張・硬直」する

一般的にストレスがたまると、交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪くなります
体が戦闘モードになり 常に力が入った状態(過緊張)が続き、肩こり、首のこわばり、腰痛、頭痛を引き起こします
そして姿勢を支える筋肉への影響も出てきます
特に首・肩・背中・腰などの筋肉が慢性的に収縮し 疲労や痛みが出やすくなります
次いで 第二次反応
- ストレスで筋肉が「弛む(力が抜ける感じ)」

【力が抜ける・だるい・無気力】のように筋肉が弛んだようになる(感じる)
慢性的な緊張の果て 緊張し続けた筋肉が限界を迎え、逆に脱力感や疲労感(倦怠感)として現れます
そしてさらに 自律神経のバランスが崩れる
交感神経が優位な状態(過緊張状態)から、副交感神経への切り替えがうまくできず 身体がダラッと弛緩してしまうのです
以上~
このような機序を知ることによって 筋肉が弛んでいる状態は好ましくないと 認識できたかと思います

最近 なんだか怠い 無気力になっている 元気が出ないと感じている人は、ストレスや疲労状態がながく続き 前述した第二次反応の段階にあるかもしれません
そんな人たちにまずやってもらいたいことは、しっかりと【休む】こと
話はそれからです
…

しっかり休んだあと 活力というか やる気が出てきたならば そのやる気度合いに応じて、身体(健康度を高める何か)によいことをやりましょう!
筋緊張をほぐす方法(筋弛緩法)
ストレスで筋緊張があったり弛んでいる場合 精神論でどうにかしようとするよりも 身体に直接アプローチ(整体受療などで)したほうが良い成果が出ます
私(院長田村)の整体の紹介は https://tamura-seitai.net/をご閲覧ください

以下 整体を受療する人もしない人も含めて、筋緊張や筋弛緩に有効なエクササイズがあるので ご紹介いたします

ストレスで硬くなったり 弛んだ筋肉を意識的に力を入れたり抜いたりするエクササイズが有効です
- 筋弛緩法のやり方:筋肉に力を入れたあと、一気に脱力します
1. 力を入れる際 70~80%くらいの出力(力加減)でOKです
2. 力を入れた状態を7秒ほど維持し…一気に力を抜いて脱力します
3. この脱力感を10秒ほど味わって下さい
補足)筋緊張(凝り)の自覚がある人は 上記の③の脱力感を味わうことを重視してください
逆に 筋弛緩(弛み過ぎ)の自覚がある人は、②の力を入れた状態を重視して行って下さい
また肉体鍛錬(強化)として行う人は ②を100%の出力(力加減)で長時間行なって下さい
※肉体強化として行う場合は ③の工程は抜かして構いません
- 具体的なやり方(基本版)
まず前述した①~③の工程を1セットとして 2~3セット行って下さい
基本姿勢は 椅子に腰かけて座りながらか 仰臥位(上向き寝姿勢)で行います
今回ご紹介する内容は 筋弛緩法の基礎マニュアルです
- 手・腕):両手を握りしめ その後パッと力を抜く
- 肩・首): 肩をすくめて耳に近づけ一気に脱力する
- 顔):眉を寄せる 眉を下げる 目を見開くなどして 一気に脱力する
- 背中・胸):肩甲骨を寄せるように胸を張り 一気に脱力する
- お腹):お腹に力を入れてたり凹ませ 一気に脱力する
- 足):つま先を伸ばす(または反らせて) 一気に脱力する
やる環境とタイミング:
一人静かな時間を確保して 集中して行える環境で行ってください(※重要)
やるタイミングは特に指定ありませんが 継続することが重要です(※理想は毎日~週5~6日行う)
筋弛緩法のメリット:
筋弛緩法を継続することによって 自身の緊張に気づきやすくなったり、力の入出力(コントロール)がうまく出来るようになります
禁忌:
動かして痛みを感じる部位や動かして不安や恐怖が湧いてくる部位は行わないでください
まずは 上記の基礎マニュアルから始めて、精緻緻密に筋肉に力を入れられる人は もっと多彩で本格的な筋弛緩法を行って下さい
それに比例して筋弛緩法の効果は高くなっていきます






