マインドセットとは、個々人が持つ「無意識の思考/行動パターン」「固定観念/思い込み」「思考の癖」を意味する言葉です。
マインドセットは非常に重要です
マインドセットがしっかりしたものでないと、物事はうまく展開しません
おかしなマインドセットを持っていると、自分の行動の足枷(あしかせ)になったり、悪い意味でのブレーキ役になってしまいます
そういったことを避けるために、まずは地に足着いた、しっかりしたマインドセットを持つことが重要です
例えば「トレーニングなんか適当にやれば良いんだよ」というマインドセットの人は…適当なトレーニングをやるようになります。
当然、このようなマインドセットの人が行うトレーニングは、効果の乏しいものになります
マインドセットを変えずに、トレーニング内容を変えても、たかが知れているでしょう
こういった人が、トレーニング効果を高めるには、トレーニングの内容云々の前に、トレーニングに対するマインドセットを改める必要があります
それほどまでに、マインドセットは重要なのです。
マインドセットは行動の土台
マインドセットは、行動の原動力の一つです。
しっかりしたマインドセットを持っている人は、しっかりした行動をとります
逆に、あやふやなマインドセットの人は、あやふやな行動をとります
鍛錬トレーニングに於いても、マインドセットは極めて重要です
残念ながら、適当な甘っちょろいマインドセットの人は、鍛錬トレーニングで体を変えることが出来ません
ですから、鍛錬トレーニングを行うにあたって、しっかりした鍛錬マインドセットを持つ必要があるのです
鍛錬マインドセット
今も昔も人気のあるメニューは、クィック&イージーなものです
誰でも!今すぐ!簡単にできる!
ここでちょっと、俯瞰して考えてみて下さい。
誰でも、今すぐ、簡単にできるメニューで、体は変わるのだろうか?と…
結論を言うと、今すぐ、簡単にできるトレーニングでは体は変わりません
体が変わる瞬間は、【今の自分が出来ないことが出来るようになったとき】です
つまり、今の自分では出来ない、しかし練習することによって出来るようになる!こういうスタンスのトレーニングでこそ、体は変わります
こういった「変化事象」のないトレーニングは、ウォーミングアップだったり、現状維持のためのトレーニングです
むろん、「変化事象のないトレーニング」が不要とか、ダメということではありません。
しかし、それらのスタンスのトレーニングでは【体は変わらない】ということです
ここは非常に重要なマインドセットとなります
このマインドセットがないと、今すぐ、簡単にできる内容のトレーニングばかりするようになってしまいます
しかし、そういった内容のトレーニングをいくら継続しても、残念ながら体は変わりません
体を強くしたい、変えたいのであれば、【今の自分が出来ないことが出来るようになる】
そんなスタンスのトレーニングが必要です。
まずは鍛錬トレーニングを行うにあたって、重要なマインドセットの一つです
「痛いのに無理して動かさないこと!理想は心地よい範囲で動かすこと」※操体法の原理です
腰痛や首痛でお困りの人で、ある方向に動かすと痛い、それ故に痛い方向に沢山動かせば治るのでは?と考え、痛いのに無理して動かす人がいます
結論から言うと、痛いのに無理して動かすと、症状は悪化してしまいます
ですので、動かすと痛い方向/角度/加減で動かすのは止めましょう
※留意】ただし、プロフェッショナル整体師で感性/体感が高く、緻密な体術が出来る人は、痛い方向に動かして治すことが可能です。
しかし万人向きな方法ではないので、お奨めしません。
鍛錬トレーニングのやり方も重要ですが、最終的には、根気と根性(継続心)、集中力が大事です
しかし効果のない鍛錬法や「やらなくても良いトレーニング」に於いては別件です。
効果のない鍛錬や「やらなくて良いトレーニング」は早々に止め、効果のある鍛錬法や「やったほうがよいトレーニング」に切り替えることが重要です
そういう智慧というか、見極める力も大事です。
たむら式鍛錬塾の鍛錬/トレーニングを学びたい人は、たむら整体治療室の整体を受療してください。
※整体の詳細は、公式ホームページにてご確認下さいませ。<m(__)m>