実は、私(院長田村)も若い頃 人知れず悩んでいた時期があります。
ですので 顔がこわばったり 引き攣ったり 顔が緊張することを気にしたり 悩んだり…
或いは、それをコンプレックスに感じていたり…
私も経験者なので そういう気持ちが よ~く分かります。
また そういう背景があると 余計に気になってしまったり 人目につきたくなくなったり、顔を見られることに恐怖を感じたりするようなことが あるかもしれません。
そして そうなってくると、消極的になったり 引っ込み思案な性質になってしまうことが あると思います。
そういったことも含めて、今現在 顔のこわばりや 引き攣り、顔が硬く緊張することを気にしている人は 早めに対策を練ることが大事です。
その一環として、私(院長田村)は、顔のトレーニングを推奨しています。
顔のトレーニング
トレーニングや鍛錬は 手足 体幹だけのものではなく 顔も鍛錬トレーニングの対象部位です。
ですので 顔のトレーニングで、顔のこわばりや引き攣りを解消することができます!
しかしながら、手足や体幹と比べると顔の筋肉(表情筋)は 繊細で緻密です。
ですので、手足や体感を鍛えるとき以上に 正しく 繊細緻密にトレーニングを行う必要があります。
精神論について
顔のこわばりや引き攣り 緊張して顔が硬くなるなどの生理現象は、自覚の有無は別として、全員が 経験しているはずです。
しかし、そういう事をまったく気にしない人や その生理現象に気付いてさえいない人も、多くいらっしゃるはず。
そしてその過程で、顔のこわばりや引き攣り、緊張で顔が硬くなるような生理現象が無くなったり、更に減少していくケースが多いと、私(院長田村)は考えます。
ですので、今現在 顔のこわばりや引き攣りで気を病んでいたり、コンプレックスに感じている人は 【あまり気にかけないよう】心がける事も重要です。
とはいえ、いきなり気にするな!といっても無理な話です。
これもトレーニングと同じで、訓練が必要です。
訓練法を紹介する前に、まず顔のこわばりや引き攣りを気にすることについて、一つ認識しておくべき事があるので 覚えておいてください。
顔の事ばかり気にしていたら 消極的になったり、引っ込み思案になってしまうので 余り良い事とは言えない。
ですので、【顔のこわばりや引き攣りを気にし続けると あまり良くないですよ】という概念を持ってください。
その際ポイントになるのは、気にしてはダメ!という強烈なものではなく やんわりと「余り気に掛けないほうが良い」という程度で認識しておいて下さい。
そして日常生活に於いて、顔のこわばりや引き攣りに気持ちが向いたり、意識していることに気付いたとき…【あっ今自分は顔を気にしている】と自覚するようにして下さい。
そして自覚したら即! 前述した【あまり気に掛けないほうが良い】という概念を思い起こして下さい。
そして実際、顔のことを余り気に掛けないようにしてみる。
たったこれだけです!簡単ですよね?
といっても この訓練の効果が 直ぐに出るとは限りません。
ですので 気長にコツコツ続けることがポイントです♪繰り返し繰り返し 何度でも、この訓練を実行して下さい。
続けているうちに、効果が現れてきます。
顔のトレーニングの実践
前述したように 顔のトレーニングは表情筋の構造上、繊細緻密にトレーニングを行う必要があります。
ですので より正しく、より意識的にトレーニングを行って下さい。
注意】誤った内容 誤ったスタンスで 顔のトレーニングを行っても効果は出ませんので、正しい内容(方法)を覚え、正しく顔のトレーニングを行って下さい。
たむら整体治療室 並びに 私(院長田村)のスタンスは 鍛錬トレーニングは 受療者様限定で指導しているのですが、顔のトレーニングに於いては【特別サービス】ということで情報開示いたします!
顔の引き攣りや こわばりで悩んでいる人は、どうぞお役立て下さい!
顔と言っても色々なパーツがあり 引き攣りやこわばる部位も人それぞれと思いますが、ここでは 代表的な引き攣りやすい部位と こわばりやす部位のトレーニング方法を開示いたします!
※もし「顔の●●が気になるのでトレーニング方法を教えて欲しい」というご要望がありましたらお問合せメールからご質問下さい。
この項では 上記イラストにある赤●印と青●印の部位が強張ったり 引き攣ったりするケースを想定して顔のトレーニングをご紹介します。
解剖学的にいうと 赤●印を【上唇挙筋】と言い 青●印を【頬筋/笑筋】といいます。
やり方は 実はとても簡単です。
やる気があれば 誰にでも出来る鍛錬方法です。
頬筋/笑筋のトレーニング
まずは 頬筋/笑筋の鍛錬をご紹介します。
この鍛錬法は、頬筋/笑筋の近辺が 引き攣ったり ピクピクしたり、或いは強張ったりすることを気にしていたり、悩んでいる人にお奨めです。
顔のトレーニングを行うときの基本ルール(必須事項)
- 軽く目を閉じて行う
- 口を軽く閉じて行う
- 動かしている部位を しっかりと感じながら行う
- 動かしている部位の力感(力を入れている感じ)をしっかり味わいながら行う
- アイソメトニック方法で行うこと
※補足】:アイソメトリックとは、力を入れた状態を数秒間保持して行うトレーニング方法の事。
上記事項を守って 顔のトレーニングを行って下さい。
更に補足しておきますが、人によっては目を開いて鏡を見ながら行いたい派、或いは、鏡で確認しながら行ったほうが 正しくトレーニングできるのでは?とお考えの人も多いと思います。
しかし結論を言うと、そういうことも含め見て 目を軽く閉じて行ったほうが俄然効果は高く出ます。
どういう事かと言うと 鏡を見て行う顔のトレーニングは、視野に頼った状態と言えます。
視野に頼っているということは 力を入れている実感や 動かしている方向の力感を感じていない、或いは 頼っていないということになります。
これでは本末転倒です。
真に 効果を高く出すためには、視覚に頼るのではなく 動かしている部位の力感を実感することです。
逆に言うと、この力感の実感がなければ トレーニングの成果は生じません。
それほどまでに、動かしている部位を感じること
「しっかりと力が入っているぞ!」という 力感を実感することが大事なのです。
それゆえに、目を軽く閉じ 視覚に頼らないで行う必要があるのです。
更に補足】:鏡を見て行っても、動かしている部位の力感を しっかり実感できるのであれば 鏡を見ながら行っても構いません。
では前置きはこのくらいにして、実践に入りましょう!
頬筋/笑筋の外内方向へ動かす運動
上記イラストトップにあるように、頬筋/笑筋を外方向へ動かし、その力感を実感してください。
要は、頬筋を外方向に動かし しっかりと力が入っている感覚を味わうのです。
この感覚を7秒間ほど味わいます。
また 頬筋/笑筋と表現していますが、筋肉名には拘らずにトレーニングして下さい。
ですので【頬あたりの筋肉を動かす】というアバウトな感じで動かすようにして下さい。
次いで 上記イラストの2枚目です。
これも同様の原理で、頬あたりの筋肉を内方向へ向けて動かします。
要点やコツは前述した通りです。
この2種類のトレーニングを2~3セット行いましょう!
最後 もう一種類あります。
頬筋/笑筋を下へ下げる運動
トレーニングの基本ルールは前述した「頬筋/笑筋の外内へ動かす運動」のときと同じです。
ですので 基本ルールを守ったうえで、トレーニングを行って下さい。
ではstart!
イラストトップにあるように、頬辺りの筋肉を下方向へ下げます。
その際大事なことは 力感をしっかり実感すること
つまりトレーニングの際、「しっかり力が入っているぞ!」という感覚が大事です。
この感覚の実感が無ければ、トレーニングの成果は出ません。
ですので しっかりと力が入っている感覚を味わうようにして下さい。
そして 頬を下方向に下げると、下のイラストに記してあるように 薄青色の矢印の方向に 頬の下部分が上方向に上がるのを感じられると思います。
つまり 頬を下方向に下げると、頬の下側部分が【自動的に】に上へ上がるのですが、 そういう動きと力感も感じ取って下さい という事です。
補足しておくと、頬を下に下げると頬の下部位が 自動的に上へ上がるのは、体の叡智というか 体の仕組みです。
ですので意図的に、頬の下部分を上に上げるような意図を持つ必要はありません。
頬を下方向に下げるトレーニングを行うだけで、自動的に頬の下部位は勝手に上がってくるので、それを感じ取るようにします。
そして、その感覚を7秒間ほど味わいます。
この動作を2~3セット行いましょう!
以上 頬筋/笑筋のトレーニング3つをご紹介しました。
この3つのトレーニングを正しく行えば、頬辺りの「こわばり」や 引き攣り ピクピクするような生理現象は激減したり 解消することになるでしょう!
上唇挙筋のトレーニング
上唇挙筋のトレーニングも 前章で紹介した「頬筋/笑筋のトレーニング」の基本ルールと同じです。
基本ルール(必須事項)を再度ご確認して頂き、ルールを守ったうえで トレーニングを行って下さい。
ではstart!
イラストトップにあるように「上唇挙筋」を下方向へ下げます。
その際「上唇挙筋」という限定した筋肉に捉われず 「上唇挙筋あたりの筋肉群」という大まかな捉え方で動かして下さい。
そうすると 2枚目のイラストにあるように上唇が【自動的に】上へ上がります。
この感覚(力が入っているぞ!)という力感と「上唇が上へ上がっている」のを感じます。
※補足】:上唇が上へ上がる際、微かにアヒル口のような上がり方になります。
そして この感覚を7秒ほど味わいます。
この動作を 2~3セット行いましょう!
このトレーニングを正しく行えば、上唇挙筋あたりの筋肉群の「こわばり」や緊張して硬くなる癖は 大激減したり、解消することになるでしょう!
ですので、顔の「こわばり」 引き攣り 緊張して顔が硬くなることを気にしたり、コンプレックスに思っている人は、当頁で紹介した「顔のトレーニング」を正しく行って下さい。
そして当ページで紹介した「顔のトレーニング」で 悩みが解消した人は、ぜひ!当ページを顔の引き攣り「こわばり癖」で悩んでいる人たちに教えてあげて下さい!
それはきっと 顔の「こわばり」や引き攣りで 悩んでいる人たちの救いになることでしょう。
たむら整体治療室 田村敏幸